柳原極堂(やなぎはら きょくどう)の句碑
慈光園の正面玄関横に、松山市出身の俳人、柳原極堂(やなぎはら きょくどう)の句碑があります。
老いの春 晴れがましくも 九十一 (おいのはる はれがましくも くじゅういち)
この句は、極堂が逝去した昭和32年、松山の子規庵で扇面に仰向けのまま揮毫(きごう)したもので、極堂を父のように崇拝していた高橋真智子に贈られた。女史は大変感激し、自宅の庭石にすぐ句碑を建立した。その後、本宅転居にあたり、老人を励ます意味で現在の慈光園に寄贈された。極堂は亡くなった昭和32年の年賀状にも同句を書いて、親交のあった人々に送っている。(「愛媛の句碑めぐり575」より抜粋)
今年は、柳原極堂が生まれてから150年を迎えることで、松山では生誕150年を祝うイベントが
行われています。
皆さんも慈光園の近くに来られた際には、ぜひ句碑を見にいらして、爽秋を感じながら、
正岡子規と柳原極堂の俳句を通じての交流に思いを馳せられてはいかがでしょうか。
2017年10月11日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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